earthcarプラットフォームとマンションのコラボレーション
岡山市で居住者限定カーシェアリングサービスを開始

株式会社アースカー（東京都千代田区、代表取締役社長：遠藤昭二、以下：当社）のカーシェアリング事業プラットフォームの提供を受け、岡山県を拠点に不動産事業を展開する株式会社ARROWS（岡山県岡山市北区、代表取締役社長：奥野俊和、以下：ARROWS）は、岡山市内の新築マンションで居住者限定のカーシェアリングサービスを開始しました。

今回カーシェアリングを設置したのは、ARROWSが企画開発・仲介・運用管理を手掛け、岡山市北区に今年竣工した賃貸マンション「グランヒルズ西古松」。入居者募集にあたり当社の事業プラットフォームを導入し、“居住者専用カーシェアリング付き賃貸物件”として他の賃貸マンションとの差別化を実現しました。全ての会員が使える一般的なカーシェアリングと異なり、特定の利用者間で車両を共有するクローズド型サービスとして運用するため、マンション居住者はより快適にマイカー感覚でクルマを利用することができます。またARROWSでは、事業プラットフォーム導入を機に『ARROWS Car Share』のブランドを立ち上げ、車両の調達からサービスの運用・管理まで自社で実施するカーシェアリングビジネスを新規事業化。岡山市内で管理する他の賃貸マンションについても今後カーシェアリングの導入を検討し、不動産事業の新たな収益モデルの構築を図っていきます。

居住者限定カーシェアリングの仕組みは、昨年リリースした事業プラットフォームの「クローズド機能」を活用したものとなります。マンション居住者のみが閲覧できる予約サイトのほか、決済システムやコールセンター等も備えており、今回のようなクローズド型カーシェアリングの運営もワンストップでサポートしております。また、マンション周辺の地域住民も利用できるオープン型カーシェアリングへの切替も容易で、居住者サービスを重視するか収益性を重視するか目的に合わせたマンションカーシェアリングの運営が可能です。

近年、不動産業界では、マンションにカーシェアリングを設置する動きが活発化しており、これまで当社でも全国各地のマンションにおいて導入をサポートしてきました。付加価値サービスの提供による入居率・不動産価値の向上はもちろん、クルマ離れによる月極駐車場契約の減少や敷地の都合で逆に駐車場を十分確保できないケースなど、マンション経営の課題解決にカーシェアリングが注目されています。当社は今後もマンション×カーシェアリングの相乗効果をサービスおよびシステム開発に反映し、マンションカーシェアリングの一層の普及に取り組んでまいります。

▲今回カーシェアを導入した「グランヒルズ西古松」

▲設置車両はトヨタ・パッソ

◎ARROWSについて
岡山市を中心に地元密着経営を行う不動産会社。少数精鋭メンバーによる高い情報収集力、レスポンス力、フットワーク力、問題解決力を武器に、一戸建やマンション、土地の売買仲介から買い取りまで不動産事業全般を手掛けています。

◎アースカーについて
業界初のフランチャイズ制によるカーシェアリングサービス「アースカー」の運営会社として2009年に設立。2017年にはカーシェアリング運営の大きな課題である駐車場確保を円滑に行うため駐車場シェアリングサービス「特P（とくぴー）」をオープンし、現在、モビリティ領域において2つのシェアリングサービスを展開しています。2019年にはカーシェアリングサービスをフルリニューアルし、大手から中小企業まで幅広い事業参入に対応する事業者向けプラットフォームを開発。特Pとともに事業者と利用者を結ぶBtoBtoCシェアリングサービスのビジネスモデルを構築しています。IT開発および金融・FX事業を軸に、国内外不動産、再生可能エネルギー、リゾート開発、M&A等、事業の多角化を積極的に推進するISグループの一員で、シェアリングシステムの企画・開発はすべて自社で行っています。

カーシェアリングサービス『earthcar』
https://carshare.earth-car.com/

駐車場シェアリングサービス『特P』
https://toku-p.earth-car.com/